まぜこぜむらの歩み


私たちの
ストーリー
設立準備会の発足
「まぜこぜ」とは、障がいの有無や年齢、立場に関係なく、すべての人が自然に混ざり合い、共に生きることを意味します。差別や区別のない、共存共栄の村をつくりたい――そんな強い想いから、代表の大串和義が「まぜこぜむら設立準備会」を立ち上げました。
任意団体としての活動開始
福岡市博多区古門戸町を拠点に、まぜこぜむらの活動がスタートしました。絵本や絵画が並ぶ落ち着いた空間で、月に一度の「憩いの場」を開催。予約不要で、誰もが気軽に参加できる場を提供しています。
活動内容は以下の通りです:
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午前:「木もれ日カフェ」では、絵本の読み聞かせ、手話歌、即興アート、音楽演奏など、芸術を通じた交流を行います。
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昼食:障がい者就労支援事業所から注文したお弁当やオードブルを囲みながら、自己紹介の時間を設けています。
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午後:フリータイムとして、参加者同士の交流や、リコーダー教室、パステルアート教室などを開催しています。
4年間の活動を通じて、月2回の開催や、参加者宅の庭での菜園活動、デイサービスへの慰問、勉強会の開催、他団体との協力など、活動の幅が広がりました。
一般社団法人への法人化
活動の広がりと共に、より多くの人々にまぜこぜむらの想いを伝えるため、法人化を決意。2021年6月1日、「一般社団法人まぜこぜむら」として新たな一歩を踏み出しました。法人化後も、以下のような多彩な活動を展開しています:
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福祉局の方を招いた「ユマニチュード講座」
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「自閉症啓発コンサート」のライブビューイング会場の提供
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高座貸し切りの「新春寄席」
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「障がいのある子どもと家族の住環境体感イベント」へのブース出展
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「障がいのある子へ、親なきあとの保険」や「新NISA」の勉強会
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料理教室や他団体への協力
これらの活動を通じて、まぜこぜむらは「お互いを認め合う共存共栄の村」に近づいていると実感しています。
まぜこぜむら楽団の結成と活動
2023年11月、他団体主催の「みんなでともにつくるコンサート・アートイベント」への出演依頼を受け、「まぜこぜむら楽団」を結成。リコーダー、鼻笛、オカリナ、ハーモニカ、タンバリンなどで構成された自由で愉快な演奏が好評を博し、その後も様々なイベントに出演しています。
現在、まぜこぜむら楽団は主要な活動の一つとなっています。
まぜこぜむらまつり2025の開催決定
2025年10月5日(日)、一大イベント「まぜこぜむらまつり2025 ~まぜこぜで奏でるハーモニー~」を開催することを決定しました。ステージでは、まぜこぜむら楽団の演奏をはじめ、歌や踊り、バンド演奏など、合計7団体の個性豊かな演目を予定しています。また、飲食や小物など、お祭り気分を味わえる出店スペースも設けます。
このイベントを通じて、さらに多くの方々にまぜこぜむらの活動を知っていただき、その想いが届くことを願っています。